【成猫・推移・標準】メインクーンの体重徹底ガイド

加奈子
ねぇ小太郎、メインクーンってどのくらい大きくなるの?
小太郎
加奈子ちゃん、いっつも僕や博士に聞いてばかりにゃ!
たまには自分で調べても良いんじゃないかにゃ!?
キャットフード博士
まぁまぁ小太郎君!
メインクーンの体重ですね、月齢毎の推移や平均体重についてご説明しますね。
ここではあくまで平均なので、かならずクリアしないといけない訳ではありません。
参考程度に考えて、もし極端に体重が低い場合はかかりつけの獣医さんに相談してくださいね。

 

メインクーンの子猫の体重推移【1歳まで】

メインクーンの体重推移 平均体重(㎏)
生後1ヵ月 0.5~1.0
生後2ヵ月 1.0~1.5
生後3ヵ月 1.5~2.0
生後4ヵ月 2.5~3.0
生後5ヵ月 3.0~3.5
生後6ヵ月 3.5~4.5
生後7ヵ月 4.5~5.0
生後8ヵ月 4.5~5.5
生後9ヵ月 5.0~6.0
生後10ヵ月 5.0~6.5
生後11ヵ月 5.0~7.0
生後12ヵ月 5.0~7.5

 

上記はメインクーンが1歳になるまでの各月毎の体重推移です。基本的には上記に近い形で成長していきますが、中には骨格や体格の差があり上記に「満たない・超えてしまう」場合も十分にあります。明らかに体重が少なく、体つきも痩せている場合は病気が考えられるので獣医に相談してみましょう。

 

上記はオス・メスの平均になっているので生後12ヵ月時にはかなり差が出ていますが、オスの方が大きく、メスの方が小さくなることが多いです。よく「大きい子は10㎏を超える場合もある」と紹介されますが、オスのメインクーンでも10㎏を超えるまで成長することはそれほど多くはありません。

 

また、急激に体が大きくなるのはこの時期ですが、メインクーンは成熟が遅く12カ月以降もゆっくりと成長します。この頃は体が成長するというよりは、被毛や関節部分などの成長がメインになりますが、体重も緩やかに増えてくるので、12ヵ月時点で体重が上記に満たないからといって焦る必要はありません。

 

基本的には、餌を十分に食べていて元気があれば体重の増減はあまり気にしなくて良いです。ただ、子猫の内は軽い病気が重篤化し易い時期でもあります。あなたが見ていて不安を覚えるようなら迷わず受診しましょう。体重(数字)だけで痩せすぎ・肥満を判断するのは早計です。獣医なら体形や体格と合わせて体重がベストなのかを判断してくれます。

 

メインクーンの成猫時の標準体重【オス・メス】

  • オス6.0~9.0㎏
  • メス4.0~6.0㎏

 

メインクーンは成猫になるとだいたいオスで6.0~9.0㎏、メスで4.0~6.0㎏くらいになります。これはメインクーンの成猫時の平均体重です。メインクーンの場合、2歳頃までは緩やかに体重が増えることもあるので、1歳時に上記に満たないからといって過剰に成長不良を心配する必要はありません。

 

一般的な猫は1歳になればほぼ成猫と言われていますが、メインクーンは大型種で成熟が遅いです。完全に成長が止まるのは3~4歳とも言われています。(特に関節部分の骨格がきちんと完成するのに時間がかかる)体重についてはその子の骨格や体長によって大きく変わってきます。

 

その他にも性別・血統(特に母猫の大きさ)・避妊や去勢手術のタイミングなどでも変わってくるので、一概には言えません。例えば、当サイトが調べただけでも「メス・15ヵ月・2.9㎏」、「オス・2歳・去勢済み・5.7㎏」、「オス・7か月・3㎏」など月齢推移に満たない子はけっこう沢山います。

 

「メインクーンの体重が増えない」時の対処法

「メインクーンの体重が増えない」と悩んでいる方は「2 子猫の体重を増やしたい・減らしたい場合」を参考にしてみてください。基本的に2歳頃までは大幅に太ってしまうようなことがなければ、お皿の中に常にキャットフードを入れておいて、メインクーンが食べたい時に食べたいだけ食べられる状態にしておいて構いません。(獣医によっては考え方が違いますが)

 

猫は本来、ネズミやウサギなどの小動物を狩って食べていました。1回で満腹になるような食事ではなく、飼っては食べての繰り返しだったと考えられます。当然、都合よく毎回捕まえられるわけではないので食べられない時間帯もあります。これが猫のムラ食い(完食せずにフラフラと遊びにいく)の理由です。

 

お皿の中がキレイになることがないので、定期的にお皿を洗ったり古いフードの上に新しいフードを入れないように定期的に廃棄したりする手間はありますが、食べたい時に食べたいだけ食べるというのが猫本来のスタイルなのでこれで様子を見てみるのも良いでしょう。

 

明らかに食べる量が少ないと感じる場合はお湯で茹でただけのササミや猫缶詰など、嗜好性の高いトッピングをしてみるのも良いでしょう。ただ、あまり頻繁にトッピングをするとトッピング無しで食べてくれなくなるのでその子の好み(トッピング無しでも食いつきが良いフード)を探してあげましょう。

 

食べる量の目安としてはキャットフードのパッケージに記載されているメーカーの給餌量が参考になります。月齢毎に給餌量を記載しているメーカーもありますし、体重事に記載しているメーカーもあります。給餌量は1日分の量なので、給餌量を参考にした1日分の量をお皿に入れて食べきるかどうかで判断できます。

 

ただ、給餌量は一般的な猫(成猫時に3.5~4.5㎏程度)に対する参考値になっているので大型種であるメインクーンの場合はメーカーの給餌量よりも多めで良いでしょう。十分食べているのであれば極端に痩せていなければ体重は気にする必要はありません。食べる量が明らかに少ない場合は、トッピングなどの工夫をしてあげましょう。

 

「全く食べない(食欲が無い)」場合は何か病気が考えられますが、「おやつや人間の食べ物は食べるけどキャットフードを食べない」という場合はただの好き嫌いです。「猫がご飯(キャットフード)を食べない理由と対策」を参考にしてみて下さい。

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