老衰を迎えた愛猫の最期にあなたができる事・死期の間際に見せる症状

キャットフード博士
ここでは猫の老衰についてまとめました。
既に愛猫が旅立ってしまった方にとってはあまり見たくない内容も含まれているかもしれませんが、「愛猫の最期を看取りたい」という方の為に旅立つ直前の様子などもまとめてあります。
人によっては気分を悪くされることもあるかと思うので予めご了承下さい。
加奈子
いつかはその時がくるって分かっているけど、あまり考えたくないことよね。
小太郎
そうだね、僕も加奈子ちゃんともっと一緒にいたいにゃ。
僕たちが最期に見せる行動なんかをまとめたにゃ。
「楽にしてあげられる方法」なんかもまとめてあるから参考にしてみてにゃ。

 

あなたが老衰を迎えた愛猫の最期にできること

猫の最期と聞くと「人に見られないように死ぬ前に姿を消す」とイメージする方も多いかもしれませんが、近年は完全室内飼いの子も多く、室内で看取るケースが増えています。外に出入りする子だと外で最期を迎えるケースもあるでしょう。

 

残された時間を知る

どの段階で老衰に気づいたかにもよるので一概には言えませんが、餌を食べなくなる・水を飲まなくなるともって5日程度です。中には水だけで10日頑張ったという子もいましたが、一般的にはそこまで持ちません。また、体温が37℃を切ると3日もたないと言われています。

 

何をしてあげられるのか

  • トイレを近くに置いてあげる
  • シリンジなどで水や流動食をあげる
  • 声をかけてあげる(ありがとう、そばにいるよ)
  • 自宅のお気に入りの場所(くつろげる)で看取ってあげる

 

老衰で衰弱してくると移動が困難になってくるのでトイレは寝床から近い場所に設置してあげると良いでしょう。粗相もみられるかもしれませんが、怒らずフォローしてあげて下さい。食べたり飲んだりできない場合にはシリンジ(針が無い注射器)であげることもできます。

 

最終的にはシリンジでも飲むのが難しくなるので猫が嫌がらなければ濡らしたティッシュなどで口元を湿らせてあげましょう。ぐったりとして動けない子でも意識はあるので「ありがとう」や「そばにいるからね」、「頑張ったね」と言葉をかけてあげましょう。

 

病期を患っている場合や入院中のケースもありますが、病院よりも落ち着ける自宅で看取ってあげるのが良いでしょう。個体差もありますが、あなたに 近くにいて欲しい子・そっとしておいて欲しい子で分かれる ようです。あなたに寄ってくる・誰かがそばにいないと鳴いている場合は近くに居てあげましょう。

 

少しでも楽にしてあげられる方法

  • 温めない
  • 枕など楽な姿勢を保てる工夫
  • 時間が許す限りそばにいてあげる

 

一般的には老衰で衰弱してくると体温の調節がうまくいかなくなり、低体温の状態になります。なので獣医からは体温を維持する為に湯たんぽや電気カイロなどで体温を保つように指示されることが多いです。ただ、衰弱している猫は温められるのを嫌う子が多いようです。

 

理由は定かではありませんが、ひんやりとした場所で横たわり体温を下げることで体力を温存しているのではないかと考えられます。温度が上がるとそれだけ消費カロリーも増えます。既に食事や水分補給も満足にできない状態の場合、冷たい場所で横たわり最期をじっと待つのを好むようです。(猫が最期に姿を消すのはこのせいかもしれませんね)

 

病院では体温の低下は死を意味するので保温を進められますが、もし保温など温められるのを嫌がるようなら保冷剤をタオルでくるんだものを用意してあげても良いでしょう。延命という意味では保温した方が良いでしょうが、嫌がって体力を消耗するようならそっとしておく方が良いです。

 

また、枕やお気に入りのタオルを折りたたんでちょっとした段差などを用意してあげると猫が自分で楽な姿勢を保つのに使えます。放し飼いをしている子の場合は最期も外の気に入った場所に行きたがるかもしれません。猫によっては一人でそっとしておいてほしい子もいます。

 

ただ、歩くのが難しくなってきてもトイレでオシッコをしたがったりする子が多いのでトイレの補助や段差のある移動を手伝ってあげるなど、 できるだけ多くの時間を過ごすのが一番 ではないでしょうか。

 

猫の老衰でみられる症状

  • 呼吸が荒くなる(口呼吸)
  • ふらふら歩く
  • 歩けなくなる
  • やせ細る
  • 食べない・水も飲まない(ここからはあまりもたない)
  • 痙攣
  • 嘔吐
  • 失禁・脱糞

 

上記は老衰の一般的な症状ですが、他の病気で極度に弱っている時にも上記のような症状が出ます。「この子も歳だから老衰なのかな」とあきらめずに、まずは一度病院で検査を受けてみましょう。病気が原因であれば 治療によって回復するケースもあります。 

 

色んなケースがあるので一概には言えませんが、食べなくなるともって1~2週間、水も飲まなくなるともって5日程度、体温が37℃をきるともって3日程度と考えて良いでしょう。本当に老衰の場合は眠るように逝く子もいますし、苦しくても最期まで頑張る子もいます。

 

眠るように亡くなる子は最期に大きな一息を付いて旅立つことが多いようです。また、最期まで頑張る子は痙攣や失禁をして旅立つケースもあります。それまではどちらもぐったりとして息が荒い状態が続きます。

 

【14歳?18歳?】猫の老衰死は何歳から?

1 猫の平均寿命」でも書きましたが、猫の寿命は完全室内飼いか?放し飼いか?雄か雌か?といった条件で多少前後しますが、平均すると13歳~15歳程度と言われています。猫の年齢を人間に換算する方法はいくつかありますが「3 猫の年齢を人に換算」でまとめた内容では猫の14歳は人間でいう72歳です。

 

老衰の症状に気づかずに少し目を離した際に愛猫が旅立ってしまい、「本当に老衰だったのか?もしかしたら自分が病気を見逃していたんじゃないか?」と自分を追い込んでしまう方もいるようです。どんな最期を迎えたとしても愛していた家族を失えば後悔は残ります。

 

「最期にもっとしてやれることがあったんじゃないか?」「もっと早くに異変に気付けば病院に連れていき結果が変わっていたんじゃないか?」という想いは誰もが持ちます。不特定多数が閲覧・回答できるインターネットの掲示板などで相談すると、時にペットを失ったことが無い人から配慮のない言葉を浴びることがあります。

 

日本ペットロス協会」など、あなたと同じようにペットを失った悲しみを理解してくれている人が集う場での相談や、ペットロスに関する書籍などを通じてあなたの悲しみが少しでも癒されることを願います。

7 件のコメント

  • 昨日の朝、20歳10ヶ月の娘のように愛した三毛猫のピーちゃんを天に送りました。私の手のひらに頭を乗せて、家族に看取られて逝きました。だいぶ弱ってはきていましたが、この1週間は、まず食べなくなり、そして立てなくなり、最後までトイレには行きたがりましたが、亡くなる2日前からは寝たままシートの上で、オシッコ、ウンチ。その頃から水も飲めなくなりました。体温は亡くなる3日前には36度くらいになっていました。亡くなる前日は、回線が繋がったようにニャ、ニャ、と時々おしゃべりして甘え声をだしました。
    みんなが家にいた日曜日の朝、静かに旅立ったピーちゃん。まだまだ、いなくなったことを受け入れられるまでには時間がかかりそうです。
    本当に綺麗で、いい猫でした。大事な家族でした。一緒に20年を生きられたことに感謝です。
    安らかに。

    • 状況が同じだったのでついコメントさせて頂きました。
      私の猫も20歳と10ヶ月で4月18日の朝に亡くなりました。
      2ヶ月前に痩せたと思い病院に行ったら慢性腎臓病院と診断され週2で点滴通いに。
      行く前は元気で普通にご飯食べてゴンゴンいびきかいて寝てましたしゴロゴロ喉鳴らしてました。
      が、病院に通う様になり次第にゴロゴロも言わなくなりイビキもかかなくなりハウスで寝て過ごす事が多くなりした。
      母からはもう歳だし後どのくらい生きられるかわからないんだからと言われましたが、私はまだまだ元気になると思って病院通いしてました。
      ところがある日から食欲が落ちあまり食べなくて、心配になり獣医さんに相談したら血液検査しましょうと。そうしたら、gptか635とかなり悪かったのですが獣医さんからは詳しく説明は無くただ肝機能が悪いとだけ。色々してもしょうがないからといつもの点滴と吐気止の注射を打たれました。次の日も食べないし飲まないしグッタリしてるからまた病院へ。
      私は泣きながら獣医さんにどうしたらいいか尋ねてもただ焦らず気持ちはわかります。
      とだけ言われまだ大丈夫なのかと思いながら次の日また点滴通いの為病院へ行く最中猫は下を向きグッタリヨダレ垂らしてかなり弱っていたのですが、先生は普通に点滴と吐き気止めの注射打ってました。私でもう長くはないのかと思いましたが先生は何も言ってくれないので次の日は行くのをやめました。母と相談し治らないんだしこの弱った子をまた病院に連れて行く事は出来ませんでした。その2日後旅立ちました。
      最期まで弱味は見せない子でした。
      私が起きて母が来た瞬間にふっと魂が抜け動かなくなりました。
      1週間以上経ちますがまだまだ立ち直る事は出来ないです。

    • ももこ 様

      返信が遅れまして申し訳ございませんでした。
      この度はご愁傷様でした。

      大好きなご家族に見守られながら最期を迎えられたとのことでピーちゃんもさぞ嬉しかったことでしょう。
      「もっと一緒にいたい」というお気持ちがあったかもしれませんが、20歳と10カ月とのことでとても長生きさんでしたね。

      それだけ長い期間を共に暮らしてきたので消失感が埋まるまではまだ時間がかかることでしょう。
      勝手ながらピーちゃんが安らかに眠れるようお祈りしております。

  • わたしの猫も20歳と10ヶ月で亡くなり10日経ちました。未だ信じられないです。
    最期は食べなくなり痩せてガリガリで…。
    でも、粗相はなく、ヨロヨロしながらも自力で何度も立ち上がり、トイレに行こうとしたのですが辿り着くには大変だと思い抱っこしてトイレに入れたらおしっこをしました。
    最期まで弱味は見せない子でした。
    私が起きるまで生きてましたが、母が来た途端、魂が抜ける様に一瞬で旅立ちました。
    居る事が当たり前だったし、居なくなる事なんて想像もしてなかったので、喪失感は半端なくて。
    毎日泣いてしまいます。
    時間が癒してくれると分かってはいるのですが
    まだまだ立ち直ることが出来ないでいます。

  • うちのララちゃんも、
    甲状腺亢進症と腎不全で、
    やせ細り食欲もなく厳しい状況です・・・

    スコ16歳半です。
    できる限りのことをしてあげたいです。。

    毎日、寝てる姿を見て泣いて、
    ネットでいろいろ調べて泣いて、
    辛いですが、信じてもう少し頑張って生きてほしい・・・
    と願っています!!

    ペットロス 怖いです(><)

  • 今日でご飯を食べなくなり12日、でもまだ水を飲むために必死で動こうとしてくれている19歳と3ヶ月のももちゃんです。
    昨日までは自力でトイレにも行けていたのですが、今日はトイレの前で横たわって粗相してしまいました。
    歩くこともままならないのに一生懸命に動こうとしてくれる姿に涙がでてきます。今は、お気に入りの場所で穏やかに過ごさせる事しか出来ない自分に無力感いっぱいです。
    長い間楽しい思い出を作ってくれたももちゃんが少しでも一緒に居られるよう今は願うばかりです。

  • こんにちは
    先ほど我が家の次男猫のきゅうたろう君が天国に旅立ちました。
    17年の大往生です。
    夜鳴きがひどくなってきたと思っていたら食事を食べなくなってしまいました。
    歳も歳なので覚悟はしていたのですが、階段をひょいひょい上ったり降りたり、それから10日たってもふらふらするもののおもらしもなく、爪研ぎまでしちゃうほどでした!
    なので家族で生命力の凄さに感心しつつ、まだまだ生きててくれると思いこんでいました。けれど11日目にがぶがぶと飲んでいたお水を全く飲まなくなってしまいました。
    我が家にはお姉さん猫が19年.お兄さん猫が14年で亡くなっているんですが、病院で処置してもらった姿が痛々しかったことをすごく後悔したので、今回は病院へは連れていかず看取る覚悟をきめました。お水を飲まなくなってからの衰弱ぶりは早かったのですが、苦しむ様子はなく、マッサージをしてあげるとかわいい声をあげてくれていました。けど、夜様子を見に身体を触ったらとても冷たくなっていたので、思わず泣いて揺すってしまいました!そしたら、まだかわいい声をあげたので「今までありがとうね!たくさんたくさんありがとうね」と嗚咽しながらさすっていたら、突然かっと口を開ける仕草を数回繰り返した後、眠るように息を引き取りました!口を開けたのは最期のお別れだったのかな?と思ってますが。もう家族の一員なので悲しさは半端ありませんが、家族みんなで最期を看取れたこと。そして、眠るように息を引き取ってくれたこと。思い出すたびに涙が溢れてきてしまいますが、天国でお兄さんやお姉さんと安らかな気持ちで一緒に過ごしていると信じてます。

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