メインクーンの子猫・成猫の販売価格・値段は?購入時の注意点まとめ

キャットフード博士
ここではメインクーンの販売価格や値段を子猫・成猫それぞれまとめました。
ペットショップとブリーダーから直接迎え入れる場合の値段も調べました。
加奈子
メインクーンは大きくなるから餌代なんかもちゃんと頭に入れておかなきゃね!?
小太郎
そうだね、メインクーンは人気が高いから里親の募集も多いんだにゃ。
どうしても子猫から育てたい訳じゃなければ里親募集のサイトなんかもチェックして欲しいにゃ!

 

メインクーン(子猫)の価格相場はいくらくらい?

メインクーンの子猫の価格相場を調べた結果だいたい10~20万円程度が多いということが分かりました。ただ、毛の色や親の血統・テレビで紹介された直後などは値段が大きく上がったりすることがあるのであくまで参考程度に考えた方が良いでしょう。

 

メインクーンの赤ちゃんのペットショップでの販売価格は?

価格帯 ショップA ショップB ショップC
10万円以下 4 1 7
10.1~15万円 24 7 12
15.1~20万円 21 11 11
20.1~25万円 7
25.1~30万円 1

 

上記では実際にインターネットでメインクーンを販売しているペットショップの価格帯を調べてみました。上記を見るとペットショップでメインクーンの子猫の価格相場としては10万円から20万円程度が最も多い結果になりました。

 

ちなみに、今回調べたショップで一番高い子は32.8万円、一番安い子は5万円でした。今はペットショップもインターネットでどんどんと情報を公開しているところが多いので直接ペットショップに足を運ぶよりもネットを使って調べた方が楽です。

 

金額や見た目から気になる子がいたらショップに問い合わせれば詳しい情報を聞くこともできるので、メインクーンの子猫をペットショップで購入する場合はインターネットを使って情報収集するのがおすすめです。

 

ただ、迎えることが決まった際は一度は直接行って抱いてみて、足や体・歩き方に異常が無いか見た方が良いのであまり遠くて行けそうにないところは対象から外した方が良いかもしれません。それを考えると近くのペットショップから探していくのもありですね。

 

ブリーダーからメインクーンの子猫を購入する場合の平均価格は?

価格帯 ブリーダーA ブリーダーB ブリーダーC
10万円以下 10
10.1~15万円 4 5 6
15.1~20万円 18 8 10
20.1~25万円 17 2
25.1~30万円 5
30万円以上 5

 

一般的にはブリーダーから直接購入する方が安いと言われていますが、上記のデータだけを見るとそうとも言い切れません。ただ、やはりブリーダーから譲り受ける際も10万~20万円程度が相場となりそうです。今回は全てブリーダーが集まるサイトで調べました

 

ブリーダーが個人でブログやホームページを持っている場合もあるんですが、個人のブリーダーだと子猫の数も少ないのでブリーダーが集まるサイトで探した方が便利です。1つのサイト内で数人のブリーダーの子猫を見られるので、ブリーダー毎の価格差も比較がし易いです。

 

よくペットショップで購入するよりもブリーダーから直接譲り受ける方が安く迎えられることが多いと言われていますが、メインクーンの子猫に関しては調べた結果それほど差が無いことが分かりました。むしろたまたまかもしれませんが、10万円以下の子猫はペットショップの方が多かったです。

 

ただ、安いからといって衝動買いをすると後で色々な病気に気づいたりすることもあるので、安い子を迎える際は「なぜ他の子と比べて安いのか?」ということをしっかりと納得できるように説明を受けてから決めましょう。

 

メインクーンの成猫の価格相場はいくらくらい?

調べた結果、「5歳 メス 30,000円」という成猫のメインクーンがいました。他にもブリーダーで交配を終えた子が9万円と5万円で募集がありましたが、年齢の記載がありませんでした。あなたが何歳のメインクーンを迎えたいのかにもよりますが、次項の里親制度も検討してみて下さい。

 

メインクーンの子猫は人気種だから里親(譲渡)制度も視野に入れて!

メインクーンは人気の高い種類ということもあり、かなり多くの子が里親を募集しています。純血種の子もいればミックスの子もいますし、中にはメインクーンの子猫の里親を募集していることもあります。純血種の場合は現在のオーナーが迎えた際に発行された血統書も貰えることがあります。

 

純血種であれば「メインクーンの性格・特徴」にまとめたような性格の子が多くなりますが、やはり個体差もあるのでみんながみんな同じ性格ではありません。里親制度の良いところは現在のオーナーからその子がどんな性格なのか事前に確認ができるところです。

 

現在のオーナーの人柄にもよりますが、もともとはメインクーンが好きで飼い始めた人が多いので、できれば里親さんにも可愛がって欲しいと思っている方が多いです。なので里親さんとのミスマッチを無くす為にも性格や病気の有無などは詳しく教えてくれるケースが多いです。

 

中には「別の猫と2引きセットで」や「直接迎えにこれる人」・「届けるので交通費を負担して」など、現在のオーナーからの要望が細かいこともありますが、事前に性格が分かる純血種をただで迎え入れられるというのはかなり魅力的です。

 

是非、里親募集サイトも1つだけではなく、いくつかのサイトを見てみて下さい。「平成27年度の猫の殺処分数は67,091頭(出典:動物の愛護と適切な管理)」です。

 

メインクーンを購入する際の注意点まとめ

ここからはメインクーンを迎えるにあたってもう一度見直して欲しい注意点をまとめました。当サイトとしてはメインクーンを飼うことに対して反対する意図はありません。あくまで最後まで責任をもって最後を看取れる方に迎え入れて欲しいと思っているだけです。

 

餌代がかかる

メインクーンは大型の猫種です。平均でオスは6~9㎏、メスは4~6㎏と言われています。一般的な猫の体重が3.5~4.5㎏と言われているのでだいたい1.5~2倍近く大きくなることになります。当然、体の大きさに合わあせて食べる量も増えるので餌代がかかります。

 

メインクーンの平均寿命は11~14歳と言われているので普通の猫の1.5~2倍の餌代が10年以上発生するということになります。また、メインクーンは1歳までに急激に体が大きくなりますが、その後も3~4歳までゆっくり成熟していきます。なのでこの間は市販の激安フードではなく、高たんぱく・高脂質で穀物不使用のキャットフードを選んであげた方が良いです。

 

メインクーンは大きな体ゆえに足腰の関節の病気にかかり易い傾向があるので、栄養価が高く吸収率の良いフードを食べさせてしっかりと筋肉をつけさせましょう。(詳しくは「メインクーンの病気」を参考にして下さい。)

 

運動量の確保が必要

メインクーンは北アメリカの厳しい自然の中で育ってきたこともあり、運動量が多く遊ぶのも好きな子が多いです。普通の猫の1.5~2倍大きな猫が動くにはそれなりのスペースも必要ですし、キャットツリーもしっかりとしたものを用意しなければいけません。

 

ワンルームで飼う場合は2段以上のキャットツリーが必須です。特別太り易いということはありませんが、厚い被毛に覆われていますが、筋肉質な体をしていて運動不足が続くと筋力が落ちて脂肪が増えてきます。こうなると痩せにくくなりますし肥満による糖尿病も心配です。

 

よく「温厚で静かだから初心者でも飼いやすい」と紹介されることが多いです。確かに普段は放って「おいて欲しい」というタイプの子が多いんですが、遊ぶ時は普通の猫と同様に激しく遊ぶので物にぶつかったりしないようにある程度、運動(激しく遊べる)ができるスペースを用意してあげましょう。

 

抜け毛のケア

メインクーンは長毛種です。1日に2回はブラッシングをしてあげて下さい。でないと毛が絡まってしまい、その状態でブラッシングをすると引っかかり痛いのでブラッシング自体を嫌いになってしまいます。抜け毛を定期的に処理する為にもブラッシングが欠かせません。

 

抜け毛のケアが不十分だと、自分で毛を舐めとってしまいます。通常は飲み込んだ毛玉を吐き出すので良いんですが、うまく吐き出せずにお腹の中に溜まってしまい深刻な便秘(毛球症)になってしまうケースもあります。

 

長毛種は短毛の猫と比べて毛球症になり易いのできちんと抜け毛のケアをして毛球症を防いであげましょう。「ラキサトーン」など毛球症を予防する薬もあるのできちんとケアをしていても毛球症にかかり易い子は薬も検討してあげましょう。

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