ロシアンブルーの子猫・成猫の販売価格・値段は?購入時の注意点まとめ

キャットフード博士
ここではロシアンブルーの価格や値段について詳しくご説明しますね。
「子猫と成猫」や「ロシアンブルーとブルーポイント」についてもまとめてご紹介します。
加奈子
え、小太郎。
博士が言ってる「ブルーポイント」ってなんのこと?
小太郎
ブルーポイントはシャムとロシアンブルーのかけ合わせだにゃ。
ベースは白なんだけど、手足とか鼻・尻尾なんかに濃い色が混じってるにゃ。
ロシアンブルーの血も入ってるけどロシアンブルーとは言わないんだにゃ。
ブルーポイントが誕生した理由とかも博士が詳しく教えてくれてるから読んでみるにゃ!

 

ロシアンブルー(子猫)の価格相場はいくらくらい?

ロシアンブルーの子猫の価格相場を調べた結果だいたい10~20万円程度が多いということが分かりました。ただ、毛の色や親の血統・テレビで紹介された直後などは値段が大きく上がったりすることがあるのであくまで参考程度に考えた方が良いでしょう。

 

ロシアンブルー(ブルーポイント)の価格相場はいくらくらい?

※上記はシャムの画像です

 

ロシアンブルーのブルーポイントの子猫の値段を調べたところ、10万円以下が2匹、15~20万円の子が2匹見つけることができました。そもそもブルーポイントはロシアンブルーとしては認められていないにも関わらず、「激レア!ロシアンブルーのブルーポイント!」などと売られていました。

 

ロシアンブルーは戦争が原因で数が激減した際に、シャム(ベースは白で鼻や耳・足・尻尾など部分的に濃い色が入っている)と交配し絶滅を免れた過去があります。これによってシャムの遺伝子を持った親からは4分の1の確率でシャムのようなブルーポイントの子猫が生まれます。

 

シャムも同様ですが、生まれたてはまだ全身が白く成長するにつれて少しずつ部分的に色が付いてきます。普通にロシアンブルー同士を交配しても親がシャムの遺伝子を持っていると生まれてきますが、残念ながらブルーポイントの子はロシアンブルーとしては認められていません。

 

なので血統書も付きません。ブリーダーが個人的に発行してくれる場合もあるようですがCFAやTICAのような国際的に認められた血統書は発行できません。ブリーダーが個人的に発行する血統書はあくまで両親がロシアンブルーという証明にしかならず、ほとんど価値はありません。

 

良識あるブリーダーであれば、ブルーポイントの子をロシアンブルーの名を使って売るようなことはしません。もちろん希少なことは間違いありませんが、ロシアンブルーでは無いからです。知人やブルーポイントを求めて直接連絡をくれる方に安く譲るというパターンが多いようです。

 

ロシアンブルーの赤ちゃんのペットショップでの販売価格は?

価格帯 ショップA ショップB ショップC
10万円以下 22 5
10.1~15万円 12 61 10
15.1~20万円 9 26 1
20.1~25万円 2
25.1~30万円 1 2

今回調査した結果、ロシアンブルーの子猫をペットショップで購入する場合の平均販売価格は10~20万円ということが分かりました。ただ、ショップによっては10万円以下の子を置いているところもあり、探せば10万円以下で購入することも可能なようです。

 

最も高い子は30万円という子がいました。たまたまかもしれませんが当サイトが調べた段階では売れていませんでしたし、問い合わせ件数もゼロでした。やはりある程度売れる価格帯としても10~20万円でペットショップもその価格帯に合わせているという印象を受けました。

 

但し、10万円以下の子のような極端に安い子の場合、先天的に何等かの病気を持っている場合も少なくありません。なぜ他の子と比べて安いのか?購入時に健康診断を受けた上で購入するかを決められるのか?といった部分をしっかりと確認しておきましょう。

 

ブリーダーからロシアンブルーの子猫を購入する場合の平均価格は?

価格帯 ブリーダーA ブリーダーB
10万円以下 2
10.1~15万円 5 4
15.1~20万円 9 5
20.1~25万円 8 10
25.1~30万円 5
30万円以上

ロシアンブルーの子猫をブリーダーから譲り受ける場合の平均価格は10~25万円という結果になりました。上記はブリーダー登録型のサイトをまとめているので、上記の中に数名のブリーダーがいると考えて下さい。やはり基本的にはブリーダー毎に価格設定が違いました。

 

ある程度安く設定しているブリーダーもいれば、強気な価格設定をしているブリーダーもいるといった印象です。一般的にはブリーダーから直接譲り受ける方が安いと言われていますが、10万円以下の子はほとんどおらず、平均価格もペットショップと比べるとやや高くなっていることから、 ロシアンブルーの場合はペットショップから購入した方が安く買えそう です。

 

例えブリーダーであっても、とにかく売ることが目的の人間がいます。安くして貰えそうだからといって衝動買いは絶対に止めましょう。きちんとしたブリーダーであれば、譲渡前に健康診断を受けたり生命保証の条件などを細かく提示してくれます。

 

ロシアンブルーの成猫の価格相場はいくらくらい?

ロシアンブルーの成猫を販売しているショップやブリーダーを探してみましたが、今回は見つかりませんでした。ただ、「年内に里親募集する予定」というブリーダーがいました。ブリーダーから成猫を譲り受ける場合は繁殖を終えた去勢・避妊済みの子が多いです。血統書もつきますし、値段も10万円以下になることが多いです。

 

ただ、成猫であれば里親募集サイトを検討して下さい。「飼い主の不幸」や「家族に猫アレルギーが出た」・「先住猫とのケンカが絶えない」など様々な理由で里親を募集しているロシアンブルーがたくさんいます。中には子猫の募集だってあります。そして不幸なのは最終的に里親が見つからなければこの子達は殺処分されてしまうということです。

 

ロシアンブルーの子猫は人気種だから里親(譲渡)制度も視野に入れて!

ロシアンブルーは人気種ということもあり、里親の募集がたくさん出ています。中には譲渡の際に購入時の血統書を付けてくれる方もいます。もともとが不幸な命(殺処分)を減らす為の里親募集なので、年齢制限などもありますが血統書付のロシアンブルーを譲り受けられるのはとてもメリットになります。

 

現オーナーによっては「引き取りにきてほしい」・「きちんとワクチン接種を約束して欲しい」など、色々な条件を付けてくる方もいますが、本当に多くの子が里親を募集しているのでまずは募集サイトを覗いてみて下さい。きっと「こんなに多いのか」と驚かれるはずです。

 

当サイトがたまたま調べたサイトだけでも、純血種かどうかの確認はしていませが、ロシアンブルーとして117件の里親募集がありました。探すタイミングによって上下はしますがこの里親募集サイトでは常にこれくらいの数のロシアンブルーが里親募集をしています。

 

現オーナーとやり取りができるので、その子がどんな性格なのかを聞けるのも里親募集サイトの良いところです。ただ、ロシアンブルーは慣れた飼い主にはとても忠誠心が強いんですが、警戒心が強く人見知りします。成猫になると特にその気質が強く出るので、迎え入れてすぐは前オーナーから聞いていた性格とはギャップを感じることもあるかもしれません。

 

是非、里親募集サイトも1つだけではなく、いくつかのサイトを見てみて下さい。「平成27年度の猫の殺処分数は67,091頭(出典:動物の愛護と適切な管理)」です。

 

ロシアンブルーを購入する際の注意点まとめ

ロシアンブルーは特別太り易いという訳ではありませんが、肥満には注意が必要です。「ロシアンブルーの病気」でも紹介していますが、ロシアンブルーは雑種と比べて2.5倍も糖尿病を好発します。猫種以外にも「年齢(6歳以上)」・「オス」・「肥満体系」などが糖尿病を誘発させる原因となっています。

 

おやつや人間の食べ物を止めて、キャットフードだけを食べさせていればびっくりするような肥満体系にはほとんどなりません。もともと筋肉質で太りにくい体質なので、十分に遊んであげていれば得にダイエットを意識する必要もないでしょう。もし体形が気になるようなら「キャットフードをあげる量」を参考に、給餌量を少しずつコントロールしてみて下さい。

 

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