【知って得する】子猫におすすめのキャットフードと選び方のポイント

ハカセー。
子猫にあげるキャットフードで何か気を付けた方が良いことってあるんですか？

そうですね、子猫のうちは栄養価の高いフードをあげたいんですが、将来偏食になるのを避ける為にも食欲旺盛な時期なので子猫のうちに色んな種類のキャットフードを食べさせておきたいです。
少し子猫におすすめのキャットフードと選び方の基準についてご紹介しますね。

子猫には「キトン(子猫用)」って書かれた消化・吸収に良いフード総合栄養食か、「オールステージ(全年齢)対応」って書かれた総合栄養食を選ぶのが基本だにゃ！

子猫用のキャットフードを選ぶ上で大切な3つのポイント

ここからは子猫用のキャットフードを選ぶ上で外せない3つのポイントをまとめました。ポイントとは別に、博士も言っていますが若ければ若いほど食の好みよりも食欲の方が強い傾向にあります。

この時期に「ドライフードやウェット」・「チキン味や魚味」など色んな味やタイプのフードを食べさせておくと、病気の時に食べなければいけない療法食への移行がスムーズにいきます。

子猫用のキャットフードは【高たんぱく】&【低炭水化物】がおすすめ！

• たんぱく質が「動物性」か「植物性」かは嗜好性に関係ない
• 味付や香りで一時的に食べる量が上下するが、長期的には栄養欲求が優先される
• 様々な種類の餌を自由に食べさせると「たんぱく質・脂質・炭水化物」の割合がほぼ同じになる
• 炭水化物の割合が高いフードは空腹でも食べない
• たんぱく質の割合は50%くらいが平均になる

ペットケアやペットの栄養学を研究しているウォルサム研究所によって、「猫は様々な食べ物を自由に食べられる環境において、自分に必要な栄養をバランスよく食べる」ということが分かっています。

上記から、「嗜好性」という観点だけでなく「猫が必要とする栄養バランス」という観点からも 【高たんぱく】&【低炭水化物】が猫にとって理想的なキャットフード と言えます。1歳までは体が急激に成長する大切な時期ので、特に意識しましょう。

子猫用のキャットフードはグレインフリー(穀物不使用)がおすすめ！

• 猫は犬よりも穀物の消化を苦手とする「完全肉食動物」
• 猫にとて肉や魚と比べて穀物のたんぱく質は消化・吸収率が悪い
• 穀物をたくさん使用する＝炭水化物が増える

先に紹介した研究によって、最初の内は味や香りが嗜好性を左右するものの、長期的には栄養欲求が優先されることが分かりました。つまりメインのたんぱく源が「肉や魚」だろうと「小麦やトウモロコシ」だろうと「高たんぱく&低炭水化物」であれば最終的にどちらも食べるということです。

ただし、猫は犬と比べて穀物の消化が2.5倍も苦手と言われています。子猫ともなれば消化能力はさらに落ちます。つまり 穀物の使用が極力少ないものの方が子猫にとって栄養になり易いキャットフード ということが言えます。

子猫用のキャットフードを3つのポイントで比較

子猫用のキャットフードのおすすめランキング

モグニャンキャットフード

子猫のうちに色んな味に慣れさせておきたい方におすすめ！

モグニャンキャットフードはキャットフード博士限定で初回購入価格が半額になるキャンペーンを実施中です。たんぱく質は30%と低めですが、白身魚を全体の63%も使用したグレインフリーフードなので、消化・吸収にも優れています。子猫の内から好き嫌いの少ない子に育てたい方はこの機会にお試し下さい。

価格	【通常価格】3,960円/1.5㎏ 【キャットフード博士限定】初回購入価格が50%OFF
総合評価
備考	ヒューマングレードの白身魚を全体の63%使用/グレインフリー/全年齢対応の総合栄養食/人口添加物不使用

1㎏あたりの価格	たんぱく質	炭水化物
2,640円(初回は1,320円)	30%	38%
グレインフリー	酸化防止剤	着色料
穀物を完全不使用	ミックストコフェロール(ビタミンE)	不使用
保存料	香料	ライフステージ
不使用	不使用	全ライフステージ対応

高たんぱく・低炭水化物・グレインフリーの条件に合うフードは値段も高いものが多いです。100%の子が食べるフードはないので、いざ買ってみて食べてくれないこともあります。お試し価格があるモグニャンは子猫の味覚を広げるのにおすすめのキャットフードと言えます。

公式サイトはこちら

詳細ページはこちら

カナガンキャットフード

価格的にも続けやすい子猫におすすめのキャットフード

カナガンキャットフードは子猫におすすめの条件を全て揃えています。価格的には安いとは言えませんが、ホルモン剤を使用せず、ゲージではなく土の上で自由に育ったストレスフリーなチキンを使用しています。食材は全て人間が食べられる品質のものを使用した安心のキャットフードです。

価格	【通常価格】3,960円/1.5㎏
総合評価
備考	材料はヒューマングレード/平飼いチキンを60%以上使用/グレインフリー/全年齢対応の総合栄養食

1㎏あたりの価格	たんぱく質	炭水化物
2,640円	37%	19.21%
グレインフリー	酸化防止剤	着色料
穀物を完全不使用	ミックストコフェロール(ビタミンE)	不使用
保存料	香料	ライフステージ
不使用	不使用	全ライフステージ対応

カナガンキャットフードは保存料・人口の酸化防止剤・着色料・保存料無添加で、子猫にも安心してあげられるフードです。猫に必要な栄養バランスに近く、たくさんの栄養が必要な子猫におすすめのキャットフードと言えます。

公式サイトはこちら

詳細ページはこちら

オリジンキャットフード

試しやすい少量パックが嬉しい

オリジンキャットフードは非常に栄養価が高く、グレインフリーで消化・吸収にも良いです。また、340g入りの少量パックがあるので、既に偏食が始まり食べてくれるか分からない子猫にも安心して試せるキャットフードです。

価格	【通常価格】6,300円/1.8㎏
総合評価
備考	材料はヒューマングレード/人口添加物不使用/動物性たんぱく源の使用量が全体の90%/グレインフリー/全年齢対応の総合栄養食

1㎏あたりの価格	たんぱく質	炭水化物
3,500円	40%	19%
グレインフリー	酸化防止剤	着色料
穀物を完全不使用	ミックストコフェロール(ビタミンE)	不使用
保存料	香料	ライフステージ
不使用	不使用	全ライフステージ対応

オリジンキャットフードは使用する材料や栄養価が素晴らしく、子猫におすすめのキャットフードです。ただ、価格が高いので常食はかなり金銭的に余裕が無ければ続きません。将来の偏食予防にローテーションに検討してみてはどうでしょうか。

公式サイトはこちら

詳細ページはこちら

アカナキャットフード

少量パックで試しやすいが高い

アカナのキャットフードはオリジンと比べると少したんぱく質が低めですが、市販のキャットフードと比べるととても栄養価が高く、子猫にもおすすめのキャットフードです。オリジン同様に340gの少量パックがあります。

価格	【通常価格】6,264円/1.8㎏
総合評価
備考	材料はヒューマングレード/人口添加物不使用/魚の使用量が75%/グレインフリー/全年齢対応の総合栄養食

1㎏あたりの価格	たんぱく質	炭水化物
3,480円	37%	22.5%
グレインフリー	酸化防止剤	着色料
穀物を完全不使用	ビタミンEとローズマリー	不使用
保存料	香料	ライフステージ
不使用	不使用	全ライフステージ対応

アカナのキャットフードはオリジンと同じ工場で作られています。品質的にもとても優れていますが、購入場所によってはオリジンよりも高額になります。常食というよりは子猫の偏食防止にローテーションへ検討してみてはどうでしょうか。

公式サイトはこちら

詳細ページはこちら

シンプリーキャットフード

サーモンベースのグレインフリーフード

シンプリーキャットフードは他のランクインフードと比べると炭水化物が25%と高めですが、市販のフードと比べれば超低炭水化物です。完全な穀物不使用ですし、たんぱく質も37%と高たんぱくなので、子猫におすすめのキャットフードです。

価格	【通常価格】3,960円/1.5㎏
総合評価
備考	材料はヒューマングレード/人口添加物不使用/魚を75%以上使用/グレインフリー

1㎏あたりの価格	たんぱく質	炭水化物
2,640円	37%	25%
グレインフリー	酸化防止剤	着色料
穀物を完全不使用	ミックストコフェロール(ビタミンE)	不使用
保存料	香料	ライフステージ
不使用	不使用	全ライフステージ対応

シンプリーキャットフードはサーモンを全体の全体の50%以上、ニシン・白身魚・マスを23%以上使用したお魚味のキャットフードです。色んな魚を取れるので味覚を広げておきたい子猫におすすめのキャットフードと言えます。

公式サイトはこちら

詳細ページはこちら

子猫用のキャットフードで良くある質問

ここからは子猫用のキャットフードをお探しの方からよく頂く質問をまとめました。子猫用のキャットフード探している方が悩みやすいポイントなどをまとめたので参考にしてみて下さい。

子猫のキャットフードは「いつまでふやかす？」「量・回数・時間は？」

「ふやかす期間」や「ドライフードはいつからあげるか？」、「量・回数」などについては全て「子猫の育て方・飼い方」にまとめています。月齢にもよるのでリンク先の記事をご確認下さい。

子猫に「手作りのキャットフード・餌」を作りたいんだけど…

• 「子猫用」または「キトン」と書かれた「総合栄養食」
• 「オールステージ対応」または「全年齢対応」とかかれた「総合栄養食」

子猫は1歳までに急激に体が大きくなります。その為、成猫よりも必要とする栄養素や量が多いです。「市販のキャットフードは不安」というお気持ちは分かりますが、きちんとしたフードは子猫の必須栄養素を補えます。

成長に欠かせない栄養素をとるためにも、 上記どちらかを満たしたキャットフードを選びましょう。 嗜好性を広げる為に手作り食を上げたい場合は1週間に1回程度、味付せずに茹でたささみ肉を少量トッピングするくらいなら問題ありません。

市販で安い子猫用のキャットフードでおすすめはないの？

「安い」と一言に言っても、各家庭によって経済状況は様々です。なので先の「子猫に「手作りのキャットフード・餌」を作りたいんだけど…」を参考にして下さい。安ければ必ず穀物を使用していますしたんぱく質も低いです。

ですが条件に合ったものであれば、1日に子猫が必要最低限の栄養を満たせるつくりになっています。逆に書かれていないものは「おやつ」と同じで栄養不足による成長不良などの可能性があるので避けて下さい。

子猫が目安量以上にキャットフードを欲しがるんだけど大丈夫？

• 基本は1歳までは大丈夫
• 体型が気になる子でも10カ月までは大丈夫
• 獣医から太りすぎを言われた場合は例外

子猫は1年でほぼ大人の体に成長します。なので1歳までは欲しがるだけあげて大丈夫です。急激に成長するのは10カ月までで後はゆっくりと大きくなるので、もし明らかに体型がぽっちゃりしている場合でも10カ月頃まではあげて大丈夫です。

ただ、定期健診などで獣医から体重を指摘された場合は給餌量をコントロールしてあげて下さい。また、食べた後に決まって吐いてしまう場合は、一度に食べる量が多すぎる可能性があります。

1日に与える回数を増やして、一度に食べる量をコントロールしてあげて下さい。基本的には食べた分の栄養は体の成長に使われるので肥満を気にするのは10～12カ月頃からで大丈夫です。

子猫は餌を数種類ローテーションした方がいいの？

この問題に関してはどちらにしてもメリット・デメリットがあるので、一概にこうした方が良いと言えません。例えば、キャットフードを数種類ローテーションした場合のメリット・デメリットは上記の通りです。

1種類を食べ続けることで特定の食材に対してアレルギーを起こしやすくなると言われています。(データは見つかりませんでした)ですが、ローテーションしたり混ぜたりすることで、実際にアレルギーを起こした際どの食材が原因なのか特定するのが難しくなります。

また、色んな味を知ることで好き嫌いが出て偏食が進む可能性もあります。そして、万が一アレルギーを発症した場合、ロイヤルカナンやヒルズから出ている特定の療法食を食べなければいけません。色んなフードを食べられるようにしておくと、この時スムーズに移行できると言われています。

子猫がご飯を「食べない」・「食べなくなった」けどどうしたらいいの？

「1 子猫が餌(エサ)・ご飯を食べない時の対処法」を参考にして下さい。月齢によっては1食くらい食べなくても問題ありません。何も口にしないと心配になりますが、ここで手をか過ぎると偏食やわがままを加速させることになります。

子猫が餌を噛まないで丸飲みするけど大丈夫？

問題ありません。猫は基本的に餌を丸飲みします。大人の野良ネコはネズミも丸飲みすると言われています。もし 心配なら小粒に変える のを検討してみてはどうでしょうか？

というのも、大粒に変えたところで丸飲みする子はそのスタイルを変えません。3～4粒に1回噛んだりするようになりますが、基本は大きいまま丸飲みします。なので消化を考えると噛まずに丸飲みする子には小粒の方が理想的と言えます。

子猫のキャットフードを切り替える時に気を付けた方が良いことってある？

基本的には今まであげていたフードをベースに、新しいキャットフードを少しずつ混ぜていきます。10日～1週間くらいかけて完全に切り替えると良いでしょう。途中で下痢や軟便・体を痒がるなどの仕草が見られたら今まであげていたフードに戻します。

もう一度最初から今まであげていたフードに新しいフードを少量ずつ混ぜていきます。それでもまた症状が出た場合、新しいフードに使われる食材がその子に合わない可能性が考えられます。

これはアレルギーや不耐性を避ける為です。少しずつ切り替えていくことでアレルギーや不耐性による異変に気付きやすく、もしアレルギーや不耐性があった時に体にかかる負担を減らすことが出来ます。