【ほんとに?】毛色と種類毎に変わるの猫の性格ガイド

加奈子
ハカセー、猫って色んな毛色の子がいますけど
毛の色によって性格が変わったりするんですか?
キャットフード博士
ん~、あると言えばありますが
毛の色よりも育った環境などの方が影響力が強いと思いますよ。
一般的に言われている猫の毛色や種類毎の性格について少しお話しますね。
小太郎
僕は茶トラだから明るい性格なんだにゃ!

 

毛色の違いによる性格差

ここではよくある猫の毛色による性格の違いをまとめました。ちなみに、ここでは色や柄の違いだけに触れていますが、 一般的に「長毛はおだやか」・「短毛は活発で好奇心旺盛」 と言われています。それも合わせてご覧ください。

 

白猫

  • プライドが高い
  • 飼い主には甘えん坊
  • 気が強い
  • 賢い
  • 神経質

 

見た目もキレイな白猫はプライドが高く神経質な面を持っている子が多いです。自分の空間を持ち、どちらかというと放って置いて欲しいというクールなタイプが多いようです。

 

黒猫

  • 賢い
  • 穏やか
  • 飼い主によく話しかける
  • 友好的
  • 人の観察が好き
  • 食べ物の好き嫌いがはっきりしている

 

黒猫は賢い子が多く、人をよく観察する子が多く人の気持ちを察してくれる子が多いと言われています。また、食べ物に対する好みが激しい子が多いようです。

 

三毛猫(キャリコ)

  • ツンデレで(飼い主よりも)自分が一番の女王様タイプ
  • 気が強い
  • 賢く目ざとい
  • 人に慣れている
  • 偏食で好き嫌いが激しい(グルメ)
  • 孤立する傾向
  • 甘えたり暴れたりなつかめない性格
  • ほとんどメスでワガママ

 

女王様タイプの子が多いです。面倒見の良い母猫になりますが地域のボス猫にも怖気づくことなく突っかかっていく強気なタイプが多いです。

 

サビ猫(黒×茶色)

  • 甘えん坊
  • 優しい
  • 人見知りで飼い主に甘えん坊
  • 大人しくてマイペース
  • メスが多い

 

基本は大人しくマイペースなんですが、新たに仔猫を迎えたリして仔猫ばかり可愛がっているとすり寄ってきて甘えだす、子供が背伸びして大人ぶっているようなタイプの子が多いようです。

 

グレー

  • 落ち着いている
  • ナーバス
  • こだわりがある
  • 穏やか
  • 猫同士・人とも協調性があり
  • 黒猫と白猫の中間のような性格

 

基本は放って置いてほしくて、甘えたい時だけよってくる容量の良い子です。満足すると自分の定位置に行きたがる姿はまさに気まぐれな猫そのものです。

 

黒白(黒の方が多い)

  • 我慢強い
  • 面倒見が良い
  • こだわりが強い
  • 頑固
  • 人懐こい
  • 賢い
  • 容量が悪い
  • 落ち着きが無い

 

黒毛の面積が多い子は容量が悪くて落ち着かない「やんちゃな男の子」みたいなタイプの子が多いです。また、賢いタイプの子とおっちょこちょいの子でタイプが分かれるようです。

 

白黒(白の方が多い)

  • 大人しそうに見えて実は気が強い
  • 空気を読める
  • やんちゃでプライドが高い

 

白毛が多い白黒の子はやはり白猫に似てプライドが高く、気が強い子が多い傾向にあります。

 

キジトラ(黒×茶の縞模様)

  • 警戒心が強い
  • 神経質
  • 心を開くまでに時間がかかる
  • 一度心を許すとべったり
  • 甘え上手

 

キジトラの子は慎重で警戒心が強い子が多く、野性的な性格を持っています。ですが一度心を許すとべったりと甘えてくる子が多いです。

 

サバトラ(黒×シルバーの縞模様)

  • 遊び上手
  • 陽気か神経質の両極端
  • 忍耐強い
  • 自分が一番気質

 

サバトラの子は「陽気でフレンドリー」なタイプか「慎重派で人見知り」の2極化する傾向にあります。ただ、慎重派の子も一度心を許すとべったりになってくれます。

 

茶トラ(レッドタビー)

  • やんちゃ
  • 好奇心旺盛
  • 活発で甘えん坊
  • 明るい
  • オスが多い
  • 臆病ゆえに強気

 

甘えたがりで愛情深いんですが素直に甘えられない子が多いです。また、何度も同じ失敗をするおっちょこちょいな子が多い傾向にあります。

 

種類の違いによる性格差

ここでは有名な猫の種類とその性格をまとめました。一般的な傾向であり、親や育った環境によっては書かれている内容と真逆になってしまうこともあります。

シャム

  • わがまま
  • 心を開いた相手には甘える
  • 飼い主に遊んでもらうのが好き
  • 神経質
  • 社交的

 

シャムは活動的なのでキャットタワーやキャットウォークなど、上下運動ができるものを設置してあげると良いでしょう。いたずら好きで飼い主のリアクションを見ながら壁を引っかいたりもします。最初は警戒心が強いですが、慣れれば甘えん坊な性格です。

 

アビシニアン

  • 甘えん坊
  • 賢い
  • 人懐こい
  • 活発で好奇心旺盛
  • 水に苦手意識が無い子が多い

 

アビシニアンは「犬のような猫」とも言われるほど賢いので、飼い主とのコミュニケーションが得意です。また性格は穏やかで甘えん坊、運動神経が良く活動的なので「走り回って物を倒す」なんてこともあります。

 

メインクーン

  • 物静かでハンターのように忍耐強い
  • 好奇心が強い
  • 大きく野性的な見た目とは違い温和で優しい
  • 賢い
  • オスは甘えん坊
  • メスは独立心が高い

 

メインクーンは飼い主に従順で頭が良いのでしつけがし易く協調性や適応能力も高いので小さい子供とも仲良くなれます。初めてでも飼いやすい種類ですが、大型種なのでオスでは9㎏なんて子もいるので心の準備が必要です。

 

ベンガル

  • 社交的
  • 明るい
  • 甘えん坊
  • 遊ぶのが好き
  • 温厚

 

ベンガルはイエネコと交配をしているのでワイルドな見た目とは違い音足い子が多いです。意外と優しく、赤ちゃんや小さい子がいても安心して飼えます。但し、ベンガルも大型種で大きい子は8㎏程になるので毎月の餌代などは覚悟が必要です。

 

アメリカンショートヘア

  • 穏やか
  • 賢い
  • 陽気
  • 好奇心旺盛
  • 遊んでもらうのが好き

 

「好奇心の塊」と言ってもよいです。人見知りをすることが少ないのでお店の看板ネコや人の出入りが激しい過程に向いています。賢い種類なんですが性格ゆえにいたずらが過ぎることもあります。環境の変化にも強いので飼いやすい種類ですが、運動量が多いのでワンルームならキャットタワーがあった方が良いでしょう。

 

ラグドール

  • 優しい
  • 抱っこされるのが空き
  • 遊んでもらうのが好き
  • 飼い主に甘えるのがすき
  • ひっかく子が少ない
  • 大人しい
  • 気が強い

 

ラグドールは英語で「ぬいぐるみ」という意味で、その名の通り抱っこしてもじっとしている大人しい子が多いです。ただ普段は大人しいけど、気が強いので外でケンカしてケガをしないように注意が必要です。狩りへの関心が低い種類なので爪を立てて引っかかれるということも少ないです。

 

スコティッシュフォールド

  • 優しい
  • 温和
  • 甘えん坊
  • 愛用がある
  • 飼い主が好き
  • 遊んでもらうのが好き

 

とにかく人が大好きで、犬並みに遊んでもらうのが好きな子が多いです。そんな性格ゆえに一人でいる時間が長いとストレスを感じてしまうケースが多いです。日中仕事で家に誰もいなくなってしまう家庭には向きません。運動量も少ないので飼い主が積極的に遊んであげることでメタボの予防につながります。

 

ヒマラヤン

  • とにかく静か(あまり鳴かない)
  • 温和
  • 陽気で他の猫とも仲良くできる
  • のんびり屋

 

基本的には飼い主のそばに寄り添っているのが好きな子が多いです。たまに活発に遊ぶ時もあるのでその時は一緒に遊んであげましょう。飼い主に従順な子が多く、ヒザに乗ってきたり甘えん坊な面もあります。

 

アメリカンカール

  • 明るい
  • 愛嬌・愛情がある
  • 賢い
  • 大人しい
  • しつけがしやすい
  • 人懐こい

 

愛嬌があり、人に対して警戒心が弱いので人懐こく家族と仲良くできる子が多いです。頭も良いのでしつけも簡単で、運動量も少なく大人しい子が多いので、留守番中にいたずらをする子も少ないです。

 

エキゾチックショートヘア

  • 優しい
  • 静か
  • 甘えん坊
  • おっとり系
  • 遊ぶのがすき

 

優しく大人しい子が多いです。甘えん坊なので遊んであげると喜びます。お風呂や爪切りの最中も大人しくできる子が多いのでお手入れの苦労が少ないです。小さい子や赤ちゃんが居ても飼いやすく、猫の中では多頭飼いにも向いていると言えます。

 

ブリティッシュショートヘア

  • 静か
  • 優しい
  • 騒がしいのが苦手
  • 遊んでもらうのが好き
  • 賢い
  • 甘えん坊

 

頭が良くあまり鳴かないので飼いやすい種類です。もともとネズミ狩りの為に飼われていたので遊んでもらうのも好きです。ただ、騒がしいのが苦手なので小さい子がいる家庭ではストレスを感じやすいかもしれません。また、寂しがり屋な面もありお留守番もストレスになるのであまり得意ではありません。

 

ペルシャ

  • 穏やかで温和
  • 人懐こい
  • 飼い主が好き
  • あまり鳴かない
  • おっとり系
  • マイペース
  • メスの方が落ち着いてる子が多い

 

マイペースな子が多いのであまり動きたがらない子が多いです。あまり遊んであげてものって来ないこともあるかもしれませんが、構いすぎないようにしましょう。声も小さく、あまり鳴かないので飼いやすい品種と言えます。

 

ロシアンブルー

  • 大人しい
  • あまり鳴かない
  • 賢い
  • 飼い主には甘えん坊
  • 人見知り(心を開くと甘えん坊)
  • 警戒心が強い

 

ロシアンブルーは「ボイスレスキャット」と呼ばれるほど鳴き声が小さく、あまり鳴かないのでマンションなどでも飼いやすい種類です。警戒心が強く飼い主以外の人がくると隠れてしまう子が多いです。最初に心を開くまでは時間がかかるかもしれませんが、一度仲良くなると飼い主にそっと寄り添っているのが好きなタイプです。

 

マンチカン

  • 明るい
  • 甘えん坊
  • 遊んで貰うのが好き
  • 飼い主が好き
  • 好奇心旺盛
  • 臆病

 

社交的なので先住猫がいても打ち解けられる子が多いです。お留守番も得意と言われていますが、好奇心旺盛なので「帰ってきていたずらをしていた」なんてこともあるかもしれません。でも臆病な部分もあるので大きな声でしかったりせず、しつけの時は現行犯で声のトーンを下げて注意してあげて下さい。

 

ノルウェージャンフォレストキャット

  • 賢い
  • 飼い主が好き
  • 寂しがり屋
  • 大人しい
  • 我慢強い

 

飼い主に対してとても従順で、あまり鳴くこともありません。小さい子や初対面の人・先住猫に対しても自ら近づいていくなど協調性もあるので飼いやすい種類です。ただ、大型種なので大きい子は8㎏くらいになります。性格的には飼いやすいですが食費もかかるので心の準備が必要です。

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