ただ、一人でお留守番していると悪戯をされて困るという飼い主さんも少なくないわ。
なのでここでは猫のケージ飼いにおすすめの大型3段ケージを紹介するわね。
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コンビネーションサークル にゃんこ向け3段セット
出典:アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマがネット限定で販売しているコンビネーションサークルは後から横や縦に拡張できるので、頭数が増えたりあとから「ケージの中にトイレを置きたいな」とおもった時に拡張用のケージを飼えば部屋数を増やすことができて非常に便利です。縦3段だけで14,800円と決して安くはありませんが丸々買い替える必要がなく、買い足しで使えるのが最大の特徴です。
商品サイズ:幅93×奥行65×高さ122、重さ:約16㎏
ペットケージ 3段 PEC-903 ホワイト
出典:アイリスオーヤマ
しっかりと高さがある3段ケージです。各部屋に出入り口があるのでケージに入ってもらう時やケージから出す時も簡単です。一番下の扉は大きめに作られているので、トイレやご飯を置いても掃除がしやすく使いやすい形状をしています。組み立ては購入者が行うのでキャスター混みとは言え178cmなので、女性の方だと3段目の取り付けは大変かもしれません。
商品サイズ:幅93×奥行63×高さ178
カラースリムケージ 3段 P-CSC-903 ホワイト・ブラウン
出典:アイリスオーヤマ
奥行50cmのスリムタイプの3段ケージです。各部屋のドアはスライド式なので開閉にも場所をとらず、半分開くのでトイレの出し入れも楽々です。3段目には嬉しいハンモック付きでしっかりくつろげます。大きさの割に重量があるのでできればキャスターが付いていると移動も楽だなと思いました。
商品サイズ:幅91×奥行50×高さ170、重さ:18.5㎏
SEIKOH ペットケージ キャットケージ 3段タイプ
出典:アマゾン
3段で10,800円とコストパフォーマンスが高い猫用ケージです。「とりあえず3段ケージを買ってみようかな?」という方には良いかもしれません。ただ、サイズに対してかなり重く足場板が4枚しかないのでゆっくりくつろげるスペースは1段しか作れません。
商品サイズ:幅74×奥行52×高さ159、重さ:19㎏
ウッディキャットケージ3段 PWCR-963
出典:アイリスオーヤマ
スライド扉で出し入れも楽々、足場の板も38.7×51.3でゆったりくつろげますが、ハンモックも付いています。高さは180cmとかなり高いんですが、ハンモックをやや高めに設置することでハンモック混みで全4段にもできます。大きさもさることながら最も重量がありますがキャスターが付いていないので移動が難しいのが難点です。
商品サイズ:幅90×奥行60×高さ180、重さ:28.7㎏
猫のケージ飼いのメリット
- 引っ越しの際のストレス軽減
- 多頭飼いの際に先住猫との顔合わせ時に猫同士のストレス軽減
- 多頭飼い時に感染症が広がるのを防げる
- 使い方によっては安心してくつろげる場所になる
- いたずら盛りの子も安心して留守番させられる
猫をケージ飼いするといっても、24時間ケージ内で飼うのはおすすめしません。自宅に戻ったらケージから出してしっかりと遊んであげましょう。ケージに入っている時は触らずに猫の好きにさせておくことで、猫にとってもケージ内がくつろげる空間に変わります。
ケージ内がくつろげる空間になれば引っ越しの際もまずはケージに入れておいてあげれば、後は猫が新居になれるまでそっとしといてあげれば良いのでストレスの軽減にもなります。顔合わせの際は新入り猫の大きさにもよりますが、1段くらいのケージかキャリーバッグなどに入れて先住猫と顔合わせをすることで先住猫のストレスを軽減してあげることができます。
詳しくは「3 猫の多頭飼いでケンカを防ぐ方法」を参考にして下さい。多頭飼いの際に1頭が感染症にかかってしまった場合に、隔離用にケージを使うこともできます。これは他の猫が感染猫と接触しないように別の部屋を用意してあげられれば良いんですが、無理な場合はケージが約に立ちます。
猫のケージ飼いのデメリット
- ストレス
- 運動不足
- 肥満
猫は基本的に外的から身を守る為に、高い所(辺りの様子を見渡せる場所)を好みます。なので、ケージ飼いをするのであれば最低でも2段以上のものを選んであげて下さい。1段では低すぎてケージ内でリラックスしているように見えてもストレスを感じてしまうかもしれません。
ケージの大きさにもよりますが、室内を自由に行き来できる子とケージ飼いとではやはり運動量に差が出ます。当然、ケージ飼いの方が太り易くなってきます。これは運動量の低下に伴って筋力が落ちることで体脂肪が増え、痩せにくい体質になってしまう為です。
なのでメリットでも書きましたが、常にケージに入れて飼うのではなく日中の留守番の時だけにしてあげて、帰宅したらおもちゃを使ってしっかりと遊んであげて下さい。
猫がケージを嫌がる時の対処法
「風通しが良い」・「直射日光が当たらない」・「騒がしくない」場所にケージを置いてあげてケージは「高さがある(上下に移動ができる)」ものを選んであげましょう。そして「1 猫・子猫をしつける基本」を参考に、ケージ内が猫にとって快適な空間だということを分かってもらう必要があります。
具体的には猫の鼻先に好物のおやつやご飯をもっていきニオイにつられて口をあけたらケージの中に投げ入れます。食べ終わったらケージから出して同じことを繰り返します。これでケージ内に入ると美味しいものを食べられるということを覚えてくれるので、ケージに対する苦手意識が減ります。
次のステップとしては鼻先に近づけずにケージ内におやつを入れておき、自分からケージに入って食べてくれるようになるまで続けます。自分から入ってくればければ鼻先→投げるに戻ります。自分からケージに入れるくらい慣れてきたらケージの中でご飯やトイレもすることができます。
また、またたびのニオイをつけたぬのやベッドを入れてあげることでもニオイにつられてケージの中に入っていくので試してみて下さい。後は、慣れるまでは扉は常に開けておくのが良いでしょう。「閉じ込められる」という意識ではなく、 「自由に出入りできてくつろげる場所」と思って貰えるようにすることが大切 です。
お部屋とかトイレとか。